名前と生まれ育ち
古関万人(こせきかずと)。変な名前ですが本名です。かずとと読ませるのはかなり珍しいと言われます(人名読みだけでしかこういう読み方はしないそうですね)。
1974年2月3日東京生まれ。物心付く前に東京から埼玉に引っ越し、以後入間〜所沢〜川越と埼玉西部を転々としています。
簡単な経歴
飯能市の山奥にあるとある私立中学・高校を出た後東京写真専門学校(在学中に東京ビジュアルアーツに校名変更したため履歴書の学歴がややこしいことに…)に入学。今は亡き写真技術専攻のクラスで撮影そっちのけで暗室に潜ってました。一応カラープリントの手焼きなんていうもので卒業制作を作ったものですが、正直今見ると煮ても焼いても食えない出来でなんとも。
その後某航空測量会社の写真部門で3年ほど勤めて暗室仕事や検査仕事をひととおりこなし、退職。1年くらい無職してから某航空写真専門ラボで航空写真のデジタル周り仕事に就き、入出力や合成系の加工・整飾注記を行ってました。
2003年あたりから個人事業主登録をしてフリーランスで仕事をしています。お客さんは主に航空測量会社や地図制作会社。航空写真の色補正とか合成とかスキャン作業がメインですが、最近はぼちぼち撮影もしています。
よくある間違い
航空写真屋さんをしてます、と人に言うと「すごいですね、飛行機に乗るんですか?」と聞かれるんですが私はあくまでも撮影後の後処理屋なので飛びません。あれは体力と強靭な乗り物耐性を持っていないとできない仕事ですよ…。
何故「偽デジタル写真屋」?
一応デジタル写真で飯を食えているとはいえ、人について修行したとかそういうことがほとんどないので「独学+α程度でデジタル写真屋を名乗るのはスタジオなどでごりごり働いてる人に申し訳ないなあ」と思ったのがひとつ。
もうひとつの理由としては「偽を名乗ってるのに本職に負けず劣らずな仕事してるんですよ。本職さんそれでいいの?」ってプレッシャーをかけられるようになりたいなぁ、という願望から。まだそこまでの境地にたどりつけてるとは思えませんが、近いうちにそういうポジションに立てたらいいなと思いますね。いや立ってみせますともさ。
現在の仕事
航空写真のデジタルモザイク加工
一定のオーバーラップ(撮影範囲の重ね)を持たせて撮影された航空写真を地図データ上に展開し、1枚ものに合成していくもの。市役所のロビーなんかに「市全域航空写真」みたいなタイトルを付けて貼ってあったりするのを見たことがありませんか?あれです。小さいものですと90cm四方くらいから大物は2〜3mクラスまで、Photoshopの仮想記憶限界と戦いつつ作っています。
パネルもの以外には高速道路などを道路沿いに撮影していったものから合成して製本形態にして仕上げたりもします。こちらは短辺が短いものの(30〜40cm程度)長辺は10mを越えたりしますね。
スキャン・色補正
ネガフィルムをスキャンして適切な色補正を施します。以下航空写真ならではの特徴。
- フィルムがむやみに大きい(幅24cm・長さは3〜60m)
- 当然1コマの寸法も大きい(だいたい23cm四方)
- それを結構な解像度で取り込むのでデータ量が多い(1200dpi入力してモノクロ130MB前後/カラー400MB前後)
- 撮影光源が太陽光1灯なので画面内の輝度差にかなりムラが出る
- 高空からの撮影のため、そもそもの正確な色が分かりにくい
…とまあこんな感じで。一般のラボの色補正流儀とかなり違う部分があるため、航空屋で育つと他ジャンルのラボでは食えないとかひどいことを言われたりしますが7割くらい事実です(涙)。特殊すぎる特殊技能は食えなくなる元ですから要注意ですよ。
撮影
最近少しずつ復帰しつつあります。デジタルのおかげで撮影だけは楽になりましたね。手離れの悪さは見なかったことに。
主力の手持ち機材がデジタル一眼なので専ら撮影はデジタルです。処理屋の血が騒ぐので基本的にRAW撮影して自力で現像してます。「デジタルでネガっぽい仕上げ」が自分のテーマです。
入出力
今後スキルのひとつに備えていきたいもののひとつ。撮影したのはいいけどいまいちどう出力していいか分からん、という人向けにコンサルタントぽいことをできたらいいなと考えて特訓しています。あとはCMS周りもどうにかしていきたいですね。
飯の種にしている(していた)道具たち
Adobe Photoshop
必須。これがないと食えません。4あたりから使ってきてるんでだいたいどれでも扱えますが、合成ものの作業をするんだったらCS以降を使いたいですね。psb形式ばんざい。あとCS2のスポット修復ツールはスキャン仕事の友と言えます。劇的に作業効率が上がったものなあ。
WrightDesign
オーストラリアだかどこだかで作られていた画像編集ソフト。昔合成仕事で使っていました。Intel以外にAlpha用のバイナリが出ていたり、ラスターデータとベクターデータがシームレスで扱えたりしてなかなか面白いソフトだったんですけど、いつの間にか開発元がどこかへ消えてしまったようなそんな感じで。
Adobe Illustrator
8で操作を覚えてそのまま成長してません。一応10までは仕事で使いましたが、CS以降はちゃんと触ってないのでちょっと慣れるまでの時間(と予算)が欲しいところです。あとはInDesignも使えるようになりたいですねえ。使うような仕事はするのか?という疑問は置いといて。
EPSON PM-9000C
某仕事場でこいつを扱ったおかげで出力について勉強できました。恩のあるプリンターです。
制作責任者:古関万人(Kazuto KOSEKI) mannin[at]ap.wakwak.com